社労士に求められる能力

●法律的な知識と一般常識
社労士試験を見ると、法律的な知識、それから一般常識が求められています。これらの知識は社労士には必須の能力といえるでしょう。
●コミュニケーション能力
社労士の実務は、お客様の話を伺いながら、問題解決のアドバイスをしたり、各種手続き・申請に必要な書類をつくることです。
そのためには、まずはお客様の話をきちんと聞いて、相手の状況や要望を的確に把握する能力、伝えるべきことを相手が理解しやすいように、分かりやすく伝える能力が必要です。場合によっては、相手が受け入れたくないこと、耳が痛くなることも伝えなければならない状況もあり、そんなときには、受け入れられやすいように言い方を工夫することが求められます。コミュニケーション能力は社労士にとって最重要の能力といえるでしょう。
●営業力
士業として独立するのであれば、お客さんを独力でとる営業力が必要となります。
これがないと収益は期待できません。
●人間的な魅力と謙虚さ
人から好感を持たれる人は、仕事の依頼を受けやすいですし、仕事自体もスムーズにこなす傾向にあります。
少し前までは自分は専門家なんだということで、ふんぞりかえっている人が少なくありませんでしたが、こういった人は、今ではどんどん仕事が減っています。常に謙虚に尊敬の念を持って、お客様に接することが重要になります。